Ryo's Log

26才(現在31才)が一回人生を仕切り直して始めていくブログです。主に技術ログ。

DHCPとドメイン参加とDNS登録の仕様

Active DirectoryとともにDNSを新しく構築して旧ADのDNS内レコードを移行する。 DNSには静的に登録されたAレコードと、自動で登録されたAレコードがあって どう分けているか気になったので調べることになった。

ドメインに参加しているクライアントPCは動的に登録されたレコードとして存在していた。 なのでドメインに参加するとDNSへ自動登録されるのかと考えてしまった。がこれは勘違い。

色々調べた結果、 IPを設定する画面の詳細部分に「この接続のアドレスをDNSに登録する」という記載があり この設定で設定しているDNSに登録が行く。再起動すると設定が走る。

見つけられなかったが恐らく15分間隔で自動登録がされている。

サーバーで DNS 動的更新プログラムを構成Windowsする方法 - Windows Server | Microsoft Docs

ipconfig /registerdns で明示的に行うことも可能。

これとは別にDHCPにもDNSを更新する機能がある。 これは例えばIPアドレスが毎回つけ変わるような仕様になっている場合 DNSに払い出されたIPアドレスが毎回更新されなければ名前解決できなくなる。 そのためDHCPは払い出したIPでDNSへ更新をかける必要がある。

WindowsDHCPサーバの設定には以下のような項目がある 「DHCPクライアントから要求があったときにのみDNSレコードを動的に更新する」これにチェックが入っていればDHCPサーバ側からも DNSへの登録が行われることになる。

ただWindows server 2003では設定が入っていたにも関わらず自動でDNSに登録がいかなかったので 原因を調査中。 ipconfig /registerdnsを行ったがDNSへの通信が行われなかった。 なぜだろう。