Red Hat Enterprise Linux 7 で利用したいソフトウェアのバージョンがない
要件定義されたソフトウェアのバージョンがだいぶ古く、Redhatのサポートがないことが分かった。
必要なのはLAMP環境だったのだが指定されたメジャーバージョンが一昔前のものだった。
Lは置いておいて、A(Apache)M(MySQL)P(PHP)について確認していく。
まずはApache
世の中的にはApacheは2.4.54が最新のよう。Welcome! - The Apache HTTP Server Project
Red Hatではバックポートという概念で特定バージョンへの修正が行われている。 Red HatのApacheのバージョンを上げて!と言われたときに確認すべきこと - ITと創作でねこを飼いたい
こちらはRHEL 7のサポートが切れるまでは追従されていくのではなかろうか。 Red Hat Enterprise Linux 7 の延長サポート(ELS)について | Red Hat Portal
次にMySQL
公式としては8.0.23が最新。 MySQL :: 最新バージョンMySQL 8.0.23の機能ご紹介
要件としては5.~が必要だった。 RHEL 6まではMySQLがデフォルトだったがRHEL 7ではMariaDBがデフォルトになっているため 導入はRed Hat Software Collections (RHSCL)からを想定した。 サポート期間は短いけれどRed Hatのサポートありで導入ができる。
Red Hat Software Collections - Red Hat Customer Portal
が結局、MySQLのversion5はすでにサポート打ち切りでMySQL8が推奨なよう。そりゃそうだ。
これはRHEL 8にしても同様だった。
最後にPHP
最新は8.1のよう。 PHP: Hypertext Preprocessor
要望は7だったのだがRed Hatは以降のサポートをRHEL 8で行うと明記しているため もしサポートを期待するのであればRHEL 8を利用するべきか。 Is PHP 7.4 available in Red Hat Enterprise Linux 7? - Red Hat Customer Portal
MySQLのサポートは期待できないことは明確になった。 ここで問題なのは要件がなぜ古いバージョンなのか。バージョンを上げることは出来ないのか。 大本を確認しなければならない。
そして期日が迫っている。もっと早く確認せねばいけませんでした。すいません。