Ryo's Log

26才(現在31才)が一回人生を仕切り直して始めていくブログです。主に技術ログ。

【職業訓練】【CCNA】【7日目】サブネットマスクはそんなに重要ではないの?

7日目です。

 

 

今日は

 

・TCP/IPの復習

・SMTP

・Telnet

・2進法/16進法

・IPアドレスの構成

・サブネット

 

です。

 

サブネットについてはネットワーク話の中でわかりにくくて、重要な気がするんだけど、講師は今までで一番はしょった気がしする。

 

FTPの復習から始めます。

 

単語リスト

 

・FTP(File Transfer Protocol)

ポート番号:20(データ転送用のデータコネクション。アップロードやダウンロード)

ポート番号:21(制御用のコントロールコネクション。認証、ファイル要求)

両方のTCPコネクションを使用する。

 

 

どちらもコントロールコネクションはクライアントが確立。

どちらも3wayhandshakeによるセッションの確立を行う

アクティブモード

サーバからクライアントに足してデータコネクションの確立

(クライアント側にファイアウォールがあるとセッションの確立が出来ない)

クライアントが使用するポートをサーバに伝える。

 

パッシブモード

クライアントからサーバに対してデータコネクションを確立

 

TFTP(Traival File Transfer Protocpl)

UDP上で動作する。

認証などは行わない。

512バイトごとで区切る

ポート番号は69(最初のリクエスト時だけ、あとはランダムポートで接続)

自身でACKを返す機能

データフォーマットのOPコードには常に3が入っている

 

FTPS(File Transfer Protocolo over SSL/TLS)

SSL(Secure Socket Layer)/TLS(Transport Layer Security)による暗号化・認証化
FTPSで使用するポート番号は、FTP転送/制御ポートである(989/990)

FTPSには2つの実行モードが存在

接続実行後にAUTHコマンドによる暗号化通信を実行する「Explicitモード」と、サーバーに接続後に暗号化通信を実行する「Implicitモード」があります。

FTPSのメリットとして、アスキー/バイナリモードの転送がサポートされていることが挙げられます。そのため転送先で、ファイルの改行コードによる文字化けのリスクを減らせます。

 

 

SFTP(SSH File Transfer Protocol)

SSH(セキュアシェル)による暗号化・認証化を行う。

リモートネットワーク上の端末と、暗号化された通信経路を通して、ファイルの送受信などの通信が行えるプロトコルSSHが使用できる環境ならSFTPのサービスも利用可能
ポート番号はSSHと同じく22番ポートを使用

 

SCP(Secure Copy Protocol)

SFTPと同じくSSHによる認証を行うので、セキュリティが確保されます。
SFTPとの違いはファイルの転送が再開できないことや、SFTPより通信が高速

フォルダの転送はできませんが、フォルダをzipやtar形式で圧縮して転送することは可能です。

academy.gmocloud.com

 

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・SMTP(Simple Mail Trandfer Protocol)

メッセージを送信するプロトコル。TCP上で動作。

ポート番号:25

 

587番ポート

サブミッションポート

TCP 25番ポート以外でメールの送信を行うためのポート(サブミッションポート)の1つ。メールの送信には一般的にTCP 25番ポートというものが使われてきましたが、TCP 25番ポート以外でメールの送信を行うためのポートとして提供しています。
このTCP 587番ポートを利用することで、25番ポートブロック(OP25B)を実施済みの他プロバイダ回線による接続でもメールの送信が可能になります。

 

・SMTPS(SMTP over SSL)

465番ポート

SSLで暗号化したSMTP通信。

SMTP over TLS

TCP25番ポート

 

・SMTP-AUTH(587番ポート)

メール送信をする際に認証が必要

 

S/MINE(Secure / Multipurpose Internet Mail Extensions)エスマイム

電子メールの暗号化方式のひとつ

電子証明書を用いて、メールへ電子署名を行う

送受信側が対応している必要がある

公開鍵

S/MIME - Wikipedia

 

PGP(Pretty Good Privacy)

公開鍵暗号を使用,その鍵の管理は各利用者の責任で鍵を管理し,取得した公開鍵をチェック。ハイブリッド暗号で暗号化されます.メッセージまたはファイルは,セッション鍵と呼ばれる乱数の値を鍵として,対称暗号により暗号化され,そのセッション鍵は,受信者の公開鍵で暗号化される。

www.wakayama-u.ac.jp

 

・POP before SMTP

SMTPで送信する前にPOP3によるユーザ認証を行う

 

・POP3(Post Office Protocol version3)

メールボックスにアクセスし格納されているメールを受信する。

ポート番号:110

 

・POP3S(POP3 over SSL/TLS)

SSL/TLSによって伝送路を暗号化された通信を行うプロトコル

認証情報、メールデータともに暗号化されている

暗号化されるのはPOP3サーバからクラインと(MUA)間の通信のみ

 

・APOP(Authenticated Post Office Protocol)

ユーザ認証情報をMD5(関数)を用いて暗号化

メール本文は暗号化されていない

 

・IMAP4(Internet Message Access Protocol version 4)

メールボックスで管理されたメールのタイトルや発信者を確認してから受信するかどうか決める。(フィルタリングが可能)

モバイル環境で便利な方式。

 

SSHのポートフォワーディング機能

SSHが暗号化したデータを送ることが出来る機能

認証情報、メールデータともに暗号化POP3サーバとクライアント間で暗号化

SSH ポートフォワーディング

 

 

e-mail処理ソフトウェア

・MUA(Mail User Agent):CLが使用するメールソフト

・MTA(Mail Transfer Agent):SVで動作するメールソフトMUAからのメールを自ドメイン、ほかドメインに振り分ける

・MDA(Mail Delivery Agent):SVで動作するメールソフト。MTAから振り分けられたメールをCL毎にメールボックスに配送する

 

 

・Telnet

TCP/IPネットワーク上のルータやサーバに対してリモートログインするためのプロトコル。

ポート番号:23

ターミナルソフト:PuTTY,Tera Term,RLogin

そのままでは平文で送信が行われてしまうので暗号化を行う

 

・SSH(Secure SHell)

TCP/IPネットワーク上のデバイスを遠隔操作する点ではTelnetと同じだが、パスワードを含む通信全てが暗号化される。

通信の暗号化

なりすまし防御

認証

SSHv2などがある。

 

・SNMP(Simple Network Management Protcol)

ポート番号:161,162

ルータ、スイッチ、サーバなどTCP/IPネットワークに接続された通信機器に対し、ネットワーク経由で監視、制御するためのアプリケーション層プロトコル

管理する側のSNMPマネージャ、管理される側のSNMPエージェントの2つにより構成されます。

SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3のバージョンがある。v3ではセキュリティ機能が強化

 

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NTP(Network Time Protocol)

ネットワーク上で時間を同期するプロトコル。コンピュータの時間合わせなどに使う。

 

SNTP(Simple Network Time Protocol)

NTPパケットを利用した簡易時間補正プロトコル

 

2進/16進

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IPアドレスの構成要素

 

IPアドレスは32ビット。

ネットワーク部(ネットワークID)とホスト部(ホストID)

同一ネットワーク内のすべてのホストはネットワーク部は同じ。

 

アドレスクラス

 

クラスA(超大規模なネットワーク)

第一オクテットの先頭1ビットは「0」に固定

第一オクテット:0000 0000 ~ 0111 1111 の範囲

ただし、0000 0000(10進数:0)と0111 1111(10進数:127)は予約されていてユニキャスト用のIPアドレスとしては利用できない。

0000 0000 はネットワークアドレス:ネットワーク自体を示すアドレス

0111 1111はループバックアドレス:自分自身を表すアドレス:localhostのこと

 

ネットワーク部は第一オクテットのみ

ホスト部は24ビット

ホストアドレス数:16777214(2^24-2)

 

 

クラスB(比較的大規模なネットワーク)

第一オクテットの先頭2ビットは「10」に固定

第一オクテット:1000 0000 ~ 1011 1111の範囲

128.0.0.0~191.255.255.255の範囲

 

ネットワーク部は16ビット(第二オクテットまで)ホスト部は16ビット

ホストアドレス数は65534(2^16-2)

 

クラスC(中規模なネットワーク)

第一オクテットの先頭3ビットは「110」

第一オクテット:1100 0000 ~ 1101 1111の範囲

192.0.0.0 ~ 223.255.255.255

 

ネットワーク部は24ビット(第三オクテットまで)ホスト部は8ビット

ホストアドレス数は254(2^8-2)

 

クラスD(マルチキャスト用に使用されるアドレス)

第一オクテットの先頭4ビットは「1110」に固定

第一オクテット:1110 0000 ~ 1110 1111の範囲

224.0.0.0 ~ 239.255.255.255の範囲

ただし、224.0.0.0 ~ 224.0.0.255のアドレスは同一ネットワーク上のみ送信され、ルータによって転送されません

 

クラスE(ベンチマーク、テスト用)

 

・予約済みアドレス

ネットワークアドレス

ホスト部のビットをすべて0にしたアドレス

ルータがルーティングするときに使用する。ルーティングテーブルに登録されている。

 

ローカルブロードキャストアドレス

自身のネットワーク内の全ホストにデータを送信する

ルータは超えない。

ホスト部のビットをすべて1にするアドレス

 

32ビットすべてを255にしても同じことが起きる

 

ダイレクトブロードキャストアドレス

所属していないネットワークへブロードキャストする際に使用するアドレス。

Ciscoルータでは初期設定では無効になっている。

セキュリティとしてあまりよくない。

 

ループバックアドレス

第一オクテットが127で始まるアドレス。

自分自身を表す仮想的なアドレス。

 

自動設定アドレス

APIPA(Automatic Private IP Addressing)

DHCPクライアントが何らかの障害により、IPアドレスの取得に失敗した場合、自動的に169.254.0.0/16プレフィックス範囲のIPアドレスが設定される。

この宛先アドレスへは他のネットワークで同じアドレスがあるかもしれないため、ルータによる転送は出来ません。

同一ネットワーク内でのみ通信を行うためリンクローカルアドレスと呼ばれる。

 

 

 

グローバルIPアドレス

IPアドレスはIANA(ICANN)を頂点に世界的に管理されている。

インターネットに接続す利用者はグローバルIPアドレス(パブリックアドレス)を取得する必要がある。管理はISPが行っている。(プライベートアドレス以外のもの)

 

プライベートアドレス

組織(家庭)の内部ネットワークで使用

RFC1918によって範囲が定義されている。

 

クラスA:10.0.0.0~10.255.255.255

クラスB:172.16.0.0~172.31.255.255

クラスC:192.168.0.0~192.168.255.255

インターネット上のルータはプライベートIPアドレスが宛先のパケットを転送しないためインターネットでプライベートIPアドレスを使用することは出来ない。

 

NAT(Network Address Translation)

プライベートアドレスをグローバルIPアドレスに相互変換する仕組み

 

・サブネット

1つのネットワークに収容できるコンピュータには限界があるが、サブネットにすることで多くの端末をネットワークにつなぐことが出来る。

 

利点

ブロードキャストドメインを分割できる

ネットワークで扱うトラフィックを局所化できるので全体的なパフォーマンスが改善される

ネットワークの構成が柔軟になり、管理の手間が軽減する

ネットワークセキュリティの適用が容易になる。

1つのネットワークを小さなサブネットワークに分割する仕組みをサブネット化

 

 

サブネット数=2^s sはサブネットワーク部のビット数

ホストアドレス数=2^h-2(hはホスト部のビット数)

 

 

プレフィックス長(CIDR表記:Clasless Inter-Domain Routing)例:192.168.1.20/25

ナチュラルマスク 例:192.168.1.20/24

 

フラットネットワーク

フラットなネットワークトポロジ

帯域幅の使用効率が低下

セキュリティポリシーの適用が困難

 

サブネットに関してはもう一度書くと思います。