【職業訓練】【CCNA】【12日目】改めてここから。
12日目です。
11日目は休んだので後で補習します。
金、土、日と体を休めて風邪はほぼ治りました。
月曜は以前やったテストの解説をするということだったのですが
変更になっていて新しい部分に進むということになっていました。
授業がとても不安定なので困ります。
また休んだ際に、行った部分がどこかというのが指示されないのは
優しくないですね。
具体的な内容は先生に講義後に聞く、もしくは周りの人に聞くで
いいんです。ですがここまで不安定だとなにをどう進めたのか
変わっている可能性の方が高いので、そこの不安をどうにか
してほしいですね。
なので一日に進む部分を印字もしくは知らせてくれる方法があるといいですね。
愚痴はさておき
今日は
・ルーティングの概要
をやっていきました。
単語リスト
ルーティングプロトコル
ルータ同士が二つのノード間で経路を選択するための情報をやり取りする通信プロトコル。複数存在し、ルーティング手段として「スタティックルーティング」と「ダイナミックルーティング」に分かれる。
スタティックルーティング
選択する経路を手動で設定しておく。設定した情報をルーティングテーブルから基本的には消えることはありません。他ルータと情報交換をしない。
帯域消費が少ない(memory/CPUの負荷が小さい)
障害時に即座の経路変更はできない
セキュリティはダイナミックルーティングよりも高い
50台ほどの中小規模向き
スタブネットワーク(後で記述)の場合
宛先へのダイナミックルートがない場合
ISPから顧客の内部ネットワークへの経路が必要な場合
ダイヤルアップ接続の場合
に使用
ダイナミックルーティング
ルーティングプロトコルを用いてルータが経路情報を自動で取得、学習しルーティングテーブルが更新されていく。
帯域を大きく消費する(memory/CPUの負荷が大きい)
障害時の自動的な経路変更が可能
小~大規模向き
-IGP(Interior Gateway Protocol)
-IGRP(Interior Gateway Routing Protocol)
IP上で動作
-EIGRP(Enhouced Interior Gateway Routing Protocol)
IP上で動作
-OSPF(Open shortest Path First)
IP上で動作
-RIP(Routing Information Protocol)
UDP上で動作
-IS-IS(Intermediate System to Intermediate System )
データリンク上で動作
-EGP(Exterior Gateway Protocol)
-EGP(Exterior Gateway Protocol)
-BGP(Border Gateway Protocol)
TCP上で動作
さらにIGPは動作の仕方で
・ディスタンスベクタ型
RIP,IGRP
・リンクステート型
OSPF,IS-IS
・ハイブリッド型
EIGRP
に分かれる。
なお、どのプロトコルが使用されるかはネットワーク環境や機器に依存する。
デフォルトルート(スタティックルート)
宛先ネットワークアドレスがルーティングテーブルに登録されていない場合に使用されつ
AS(Autonomous System):自律システム
1つの共通のポリシーに基づいた管理下にあるNWの集合のこと。
接続形態によって三つに分類される。
・マルチホームAS:複数のISPに接続している
・スタブAS:単一のISPに接続している
・トランジットAS:そのAS自体がネットワークに接続するためのAS
AS番号
ユニークな16ビットのASに割り振られる番号。管理はIANA。RIR(Regional Internet Registry)のAPNIC、もしくはNIR(National Internet Registry)のJPNICに申請することで割り振られ、BGPでの通信の際に必要になる。
グローバルAS番号:1~64511 インターネット上で使用される。
プライベートAS番号:64512~65535 組織内部で使用される。
IGP(Interior Gateway Protocol)
AS内部で使用されるプロトコル。
EGP(Exterior Gateway Protocol)
AS間で使用されるプロトコル。
+IGPプロトコルのルーティングアルゴリズムによる分類
・ディスタンスベクタ型
距離と方向で最適な経路を選択するアルゴリズム
ホップ数で経路を選択する。定期的にルータ間でルーティングテーブル全体を交換し合うことでリモートネットワークの経路を受信する。シンプルな動作で収束が遅い。
ベルマンフォードアルゴリズムともいう。
ルーティングループ、無限カウントが発生してしまう。
*収束(convergence):ネットワークが安定していること。全てのルータが同じルーティングテーブルを保持している状態。
・リンクステート型
どのルータが隣接しあっているのかという接続情報LSA(Link-State Advertisment)を交換し合いLSDB(リンクステートデータベース)を構築し、その情報をもとに最短経路を決定する。初期以外には交換する情報が少なく、回線への負担が軽い。ルーティングループが発生しない。SPF(Shortest Path First)アルゴリズムを使用する。
・ハイブリッド型
ディスタンスベクタ型とリンクステート型を合わせたアルゴリズム。ベースはディスタンスベクタ型でそこにトポロジーテーブル(DB)や隣接関係に基づく情報交換の方式を用いたもの。高速収束のためにCisco独自のDUAL(Diffusing Update Algorithm)を使用している。最適経路決定時にバックアップルートも決定する。
バックアップルート
最適経路決定時に使用しなかったルート、もしくは最適経路が失敗した際にそのルートを保持すること。
AD(Administrative Distance)値
複数のルーティングプロトコルが動作し、複数の情報源により得られた宛先ルートが複数ある場合はこの値に従い、1つの最適な宛先ルートがルーティングテーブルに登録される。0の方がプライオリティが高い。
Directly connected | 0 |
Static route | 1 |
EBGP | 20 |
EIGRP | 90 |
OSPF | 110 |
IS-IS | 115 |
RIP v1-2 | 120 |
IBGP | 200 |
Unknow | 255 |
メトリック
ネットワークでルーティングする際にどれぐらいの距離かを測るための指標。プロトコルによって使用する値は異なる。
・RIP:ホップカウント
・OSPF: パスコスト
・EIGRP:帯域幅・遅延・信頼性・MTU
+IGPプロトコルのサブネットを含む/含まないによる分類
・クラスフルルーティングプロトコル
通知するルート情報にサブネットマスクを含めない。例:RIPv1,IGRP
同じクラスフルネットワークにおいて同じサブネットマスクを使用する。
・クラスレスルーティングプロトコル
通知するルート情報にサブネットマスクを含む。例:RIPv2,EIGRP,OSPF,IS-IS
同じクラスフルネットワークにおいて異なるサブネットマスクを使用することが出来る。
経路集約
クラスレスルーティングによって多くの分割された一連のサブネットアドレスを一つの集約アドレスとして表現します。(ルートアグリケーション、スーパーネッティングともいう)
ルーティングテーブルのサイズ縮小、メモリ使用量とトラフィック量の削減になる。
特定サブネットがダウンしたとき、集約アドレスしか持たないルータへの通知が必要なくなり、トポロジ変更時に及ぶ範囲が小さくなる。
RIP(Routing Information Protocol)
ダイナミックルーティングのプロトコルの一つ。
隣接ルータとルーティングテーブルを30秒でレギュラーアップデート、情報交換をブロードキャストで行う。ディスタンスベクタ型のプロトコル。
メトリックは最大16で到達不能ルートとする。
隣接ルータとのネットワークしか超苦節把握できないことや隣接ルータの先から先にあるネットワーク情報を受信してしまうため、ルータ台数が多くなるため、ルーティングループが発生してしまう。
RIPにはv1とv2があり現在ではv2が良く使用されている。v2はv1と互換がある。
RIPv1 | RIPv2 | |
クラス | クラスフル(FLSM) | クラスレス(VLSM) |
アドバタイズ | ブロードキャスト | マルチキャスト 224.0.0.9 |
手動経路集約 | 自動集約のみ | 自動集約と手動集約の選択ができる |
認証サポート | なし | あり |
RFC定義 | 1058 | 1721,1722,2453 |
メトリック | ホップカウント(MAX16まで) | |
NHの指定機能 | IPヘッダの送信元IPadd | 宛先add毎にネットワークaddが指定可能 |
ポート | UDP520番 |
アドバタイズ
ルート情報を隣接ルータに伝えること。経路広告ともいう。
ルーティングループ
アップデートのタイミングなどにより発生する。
ルーティングテーブルが誤った情報を載せてしまい,その結果繰り返し転送されるなどの正しいルーティングが行われなくないこと。ディスタンスベクタ型以外のルーティングプロトコルでは発生しないか,もしくは発生しにくくなっています(対策が取られている)
無限カウント(count to infinity)
あるネットワークに障害が発生した際、そのネットワークへのルート情報が交換され誤ったルーティングテーブルのアップデート送信が続き、ホップカウントが増加し続ける状態。
+ルーディングループの回避機能
スプリットホライズン
他のルータからもらったルート情報は、その情報をくれたルータにはアドバタイズしない方式。
ルートポイズニング
リンクダウンしたインターフェースの経路情報のメトリック値を最大値にして隣接ルータに通知する機能のこと
ポイズンリバース
他のルータからもらったルート情報は、メトリック16を付けて、その情報をくれたルータに広告する。スプリットホライズンをより徹底したもの。ダウン情報を受け取った場合にするのが一般的。
ホールドダウンタイマー
ある経路情報がダウンした事を示すアップデートを受信した時、その経路情報を誤って再登録しないように、その経路情報がダウンしたことを全てのルータが認識できるようにするための待ち時間のこと。
トリガーアップデート
定期的なアップデートとは別にネットワーク状態(メトリック値)に変化があるとすぐに送信されるアップデート。このトリガードアップデートでは、ルーティングテーブル全体ではなく変更のあった経路だけをアップデート
Tiimer | Description | Default(sec) |
Update | 定期アップデート間隔 | 30 |
Invaild | 最後にアップデートを受信してからルートが無効と認識するまでの時間 | 180 |
Hold down | 障害発生時に誤ったルート情報を学習しないよう、アップデート通知を無視してルート情報を保持する時間 | 180 |
Flush | 受信したルート情報をルーティングテーブルに保持できる時間 | 240 |
後日調べる
Proxy-ARP
ダイヤルアップ
ラストリゾートゲートウェイ
ロンゲストマッチ
OSPF
BGP
IGRP
EIGRP
後日やること
IGPの分類ごとのデータの流れのおさらい
実機練習部分は今日行ったので書き残したい
本日からノートをとるのをやめました。
代わりにPCでEvernoteで記入していくようにします。
先生の解説がわかりにくい文章をかみ砕かず読むだけなので
まったく理解できず、聞いても正しく返してはくれないので
自分で調べながら書いていくのが早いと思い変更しました。
有志の方が科のSlackを作成してくれたので良くしていけたらなと思います。
TOEICの結果が出たので、英語学習のまとめとこれからも書きたいですね。