【職業訓練54日目】linuxのファイル操作基本コマンドまとめ
54日目です。
本日は
・アクセス権
・ハードリンクとシンボリックリンク
を学びました。
そろそろコマンドをまとめていきましょう。
今回はディレクトリ操作コマンドのまとめです
以前途中まで書きましたので含めて全部書きます。
・ls
由来:リスト
機能:ディレクトリ内情報を表示する。
オプション:
-l アクセス権表示
-a 隠しファイルも含めてすべて表示
-t 新しいものから表示
-r 古いものから表示
-d ディレクトリのアクセス権を表示
-i i-node番号を表示
・cp
由来:コピー
機能:ファイルのコピー
オプション:
-a 元ファイルの属性とディレクトリの構成を保持
-b 上書きされるファイルのバックアップを作成
-d シンボリックリンクをコピーする時は実体をコピー
-f コピー先に同じ名前のファイルがあっても警告なしで上書き
-i 上書きされるファイルがある場合、確認
-l ハードリンクを作成
-P ディレクトリをつけてコピー
-p 元のファイルのオーナー、グループ、パーミション、タイムスタンプを保持
-r ディレクトリごとコピー
-s シンボリックリンクを作成
-u 保存先が同じファイル名のファイルだったとき、タイムスタンプを確認して、
新しいor同じだったときコピーしない。
-v コピーの詳細情報を表示
・cd
由来:change directory
機能:ファイルシステムでのカレントディレクトリを変更する
オプション:
-P 移動先のディレクトリがシンボリックリンクならシンボリックリンクに移動する
-L 移動先がシンボリックリンクならリンクのターゲット飛ぶ
cd = ホームディレクトリへ
cd .. = カレントディレクトリの上の階層へ
cd ~ = ホームディレクトリへ
・cat
由来:制作者が猫好きだったとか・・・
機能:ファイルの中身を表示
オプション:
-n 行番号を表示する
・mkdir
由来:make directory
機能:ディレクトリを作成する
オプション:
-m パーミッションを指定しディレクトリを作成
-p 階層ディレクトリを作成する
-v ディレクトリを作成した結果のメッセージを表示
・mv
由来:move
機能:ファイルを動かす,ファイル名の変更
オプション:
-f 同名ファイルがあっても確認せずに上書きする
-i 上書き前に確認する
-n 既存のファイルを上書きしない
-u 移動先にある同名ファイルのタイムスタンプが同じ、または新しい場合は移動し
ない
-t 指定したディレクトリに移動する
-b 上書きされるファイルのバックアップを作る
-v 経過を表示する
rm
由来:remove
機能:ファイルの削除
オプション:
-f ファイルを削除する際に確認
-i ファイルを削除する際に確認しない
-r, -R ディレクトリを削除
-v 削除するファイル名を表示
・rmdir
由来:remove directory
機能:フォルダの削除(空のフォルダのみ)
・touch
由来:触ることから
機能:ファイル作成
オプション:
-t スタンプ 形式で指定した日時に変更
-d 文字列で指定した日時に変更する
-r ファイル名 指定したファイルのタイムスタンプと同じ日時にする
-a 最終アクセス日時のみ変更する
-m 最終更新日時のみ変更する
-c ファイルを作成しない
-h シンボリックリンクの場合、リンク先ではなくシンボリックそのものの
タイムスタンプを変更する