【職業訓練52日目】インフラエンジニア関連本の書評
52日目です
本日は
・sort,grep,sedコマンド
・シェルについて
を学びました。
コマンドはまとめ途中なので後日。
本日は書評です。
CCNAとインフラの勉強をしていて購入した本がいくつかあります。
ただ買ったのはいいんですが内容が重複している部分があってこれだったら、別の本を買えばよかったと思ったので共有しておこうかと思います。
1週間で CCNAの基礎が学べる本 第2版 (徹底攻略)
CCNAの黒本、赤本(問題集)とともに有名なゾウサン本です。これはCCNAを講義で学ぶようになった際、初めの講師の方があまりにもひどかったので自分で学ばなければと購入しました。こちらに書いてある内容はすべて黒本にも書かれていますが、ITにまったく携わってこなかった人はこちらから入ることをお勧めします。
言葉が丁寧というのもありますが、ネットワークの学ぶ順番はこちらの方が親切でした。後半のルーティングなどの順番はいまいちです。
全く経験のない人はここから始めるのが良いと思います。
新人エンジニアのためのインフラ入門
インフラエンジニアってどんな仕事をするのか?という疑問から購入した本です。
インフラエンジニアが触ることになるハードやソフトウェア、サーバについて概要が書かれています。こちらは概要が書いてあるだけで大まかにこんなものが必要になることというのはわかるのですが具体的に何を学んでいけばよいのかがわかりません。表紙にもあるように網羅的にしか学べません。
IT未経験でインフラエンジニアの”インフラ”部分がわからないという方が読むといいと思います。
インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
インフラエンジニアには運用のほかに設計という分野があります。多くの場合で運用から設計へとキャリアが変わっていくものだとされています。
ただ、設計とは何をするのか?紙に絵をかいたり、指示をするだけの役職なのかと具体的に知りたいと思い購入しました。その答えはこの本ではわかりません。設計にはいくつかの要件定義の流れがあることはこの本を読むことで理解できます。
具体的に営業がこういう要件をとってきた。それに対してこういう要件定義がある。それがいくらでこういう制約があるといった実際の現場を理解することはこの本ではできません。
黒本で学んだプロトコルについては全部書かれているので、黒本の復習として読むことは出来ます。
実践向きではありません。
インフラエンジニアの教科書
言わずもがな最近のベストセラー。
サーバのハードから見積もり、商談についてまでこちらも網羅的に書かれています。
こちらは読みづらいです。細かい部分まで書かれているのですが話の流れがうまく組まれておらず、未経験には話が見えてきません。インフラエンジニアとして携わっているともう少し理解できるかもしれません。
話によるとインフラエンジニアの教科書2が販売されていますが、こちらから読むと面白いし読み続けることができるといううわさを聞きました。
今のところこちらの本はハードウェア部分についての知識が多く書かれているところが他の本と違うところだと思っています。
いくつかの本を購入して思ったのは、どれも入門的な内容で、被っている部分がたくさんあります。それだったらもう少し値段をあげて、すべてを網羅した本をだしてもらえると嬉しいと思いました。
もう一つはネットワークエンジニアとサーバエンジニアなどの仕事で学んでいく順番を知りたいと思いました。ケーブルなどのハードウェアを理解し、サーバを理解することはもちろんですが今流行しているansibleやdocker、gitなどの必要になってくる技術をどういった順番で学んでいけばいいかを知ることが出来る本があればよいと思っています。